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知っておくべき転職のコツ!効果的な履歴書写真を撮るには?

履歴書の写真は、文字ばかりの履歴書の中で視覚的な効果が大きく、極めて目立つ重要な部分です。同じような能力の2人が面接に来て、どちらかを選ばなければならない場合、私たちの心理として見た目で感じの良い方を選んでしまう一面があります。

したがって、キャリアや技術が豊富な転職希望者の場合であっても、確実に企業に良い印象を与えるため、履歴書の写真にはこだわりを持つことが必要です。それでは、いったいどうすれば周りと差をつけられる写真が撮影できるのでしょうか。

基本中の基本!顔と首周りをスッキリさせる

履歴書の写真を撮影する際に必ず気を使って欲しいところは、胸の上から頭の先までの写真に写る部分です。『顔と首周り』は画像の人物の印象を大きく左右するために重要といえます。例えば、男性の場合「耳が見える長さの髪型」「ヒゲはきれいにそる」ということは一般的なマナーです。企業に転職する人の場合、スーツを着用するのが一般的ですが、その際シャツが「ボタンダウンは避ける」ようにしましょう。首回りをスッキリと見せるためには、「姿勢を良くしておく」ことも重要です。

猫背で撮影すると首周りの空間が肩と一体化してしまい美しく見えません。同様に、左右の肩のどちらかが下がってしまうこともないように気をつけてください。撮影時にはまっすぐ前を見て、「顔も体も斜めにならない」よう注意しましょう。顔と首回りを良く見せるポイントに、着用する「シャツとスーツの色」もあります。シャツは白を着用し、スーツは黒や濃紺、チャコールグレーなど濃い色を選択するのがおすすめです。ネクタイは主張しすぎない色と柄を選び、撮影時にはきちんとまっすぐとなっているように整えましょう。

顔を良く見せるポイントとは

履歴書の写真はあごを引くように撮影するのが一般的です。あごが上がってしまうと偉そうに見えてしまうこともあり、あまり良い印象を与えません。しかし、あごは引きすぎると二重あごに見えたり、顔に影ができて暗くなってしまったりするという欠点があります。また、あごを引くことで自然と上目遣いとなるため、こちらも見る人に良い印象を与えません。

これらの問題を避けて良い印象を作るためにも、あごを引くというよりは『おでこを少し前に出す』という感覚で臨むことがポイントです。そうすれば、二重あごになることもなく、顔が体よりも若干前にくるため光がより多く当たり、暗く見えることも避けられます。

履歴書の写真は真面目さを出すために、無表情が良いと考える人もいるかもしれませんが、無表情はこわばった印象を与えてしまう恐れがあるため、原則として「無表情はNG」です。しかし、満面の笑顔が良い印象を与えるかというとそういうわけではなく、「歯を見せて笑うのもNG」です。基本的に履歴書の写真では、『口を閉じて口角を上げる』表情を作ります。いいかえるとわずかに『ほほえむことがベストの表情』です。写真用の表情は普段から頻繁にするものではないため、撮影前には鏡の前で練習をしておくと良いでしょう。

良い写真が欲しいなら写真館でプロに撮ってもらう!

履歴書用の証明写真を撮影する方法は、『写真館』と『証明写真機』、『自分で撮影』の3通りの方法があります。自身がフォトグラファーなどではない限り、写真館に撮影を依頼するのがもっとも良い写真を手に入れられる方法です。写真館には性能の良いカメラと照明器具、プロのフォトグラファーによる適切な指導が期待できます。また、写真館では気に入った写真を選ぶことができ、場合によっては修正を加えることも可能です。料金は他の2つに比べて高くなるものの、本気で転職を考えているのならプロに頼むのがベストな選択です。

しかし、近くに写真館がなかったり、急に写真が必要になったりするときもあるかもしれません。そのような場合は証明写真機を利用することになりますが、写真館ほどのクオリティーは期待できない点は覚悟しておきましょう。それでも証明写真機でより良い写真を撮影したいなら、レフ板の変わりに光を反射させる「白い紙」を持っていくことをおすすめします。紙が写真の中に入らないように胸あたりに広げて持ち、下からも光を当てて顔と首回りを明るくするのです。

コピー用紙のような薄い紙だと、たわんでうまく光が反射できないため、画用紙などの厚めのものやスケッチブックなどのブック形式になったものを用意しておくと良いでしょう。自分で撮影する場合は、背景はブルーかグレー、白のいずれか1色になるようにします。光にも気を使い、顔の一部に影を作らないよう正面からライトを当てます。証明写真機と同じくレフ板代わりに白い紙を胸あたりに持っておくことがおすすめです。撮影した写真はパソコンやスマホなどで修正することもできますが、不自然になるほどの過剰な修正は、逆に悪印象を与えるため絶対に避けましょう。

写真は履歴書の中でも重要な存在!

履歴書の写真は、しばしば学歴や職歴よりもその人を物語る資料としてとても重要な役割を果たします。『たかが顔写真』とは考えず、転職の成否を決める重要な要素として捉えるようにしましょう。履歴書の写真は転職に対する本気度を示すために、できるだけ『写真館で撮影する』ようにすることがおすすめです。どんなに服装や髪型に気をつけていたとしても、撮影機や自分で行う場合は撮影時に寝癖があったり猫背になっていたりすることがあるかもしれません。

自分ひとりでは気づかないことでも写真館のスタッフはきちんと指摘してくれるので、安心して撮影に挑むことができます。プロの撮影で好印象を与える写真とともに、魅力的な履歴書を作っていきましょう。


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