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転職の面接対策決定版!受かる面接のコツとマナー

転職の面接は、あらゆる面で新卒の面接と異なります。なぜなら、企業が転職者と新卒に求めているポイントがまったく変わるからです。転職に成功するためには新卒との違いを意識し、面接で「よく聞かれる質問」や「マナー」を踏まえて挑む必要があります。

そして、「自分が言いたいこと」以上に「面接官が聞きたいこと」を意識して面接を受けるといいでしょう。

ここでは、転職者が面接で高評価を得るためのポイントを詳しく解説していきます。

転職者に求められているポイントを知る

新卒の面接では「やる気」や「企業への思い」を重要視される傾向がありました。もちろん、転職の面接でもこれらのポイントが大切なのは変わりがありません。しかし、やる気や思い入れだけを押し出す転職者は企業に敬遠される恐れがあります。転職者に対して、企業は「社会人としての経験」を求めています。新卒と比べて、転職者には前の仕事でつちかったスキルと知識がそなわっていると期待されているのです。転職の面接対策として、企業にPRできる経験をはっきりさせておきましょう。

マナーについても転職面接ではきびしくチェックされています。新卒の面接では最低限のマナーがそなわっていれば、多少の失礼は目をつむってもらえることもあったかもしれません。ビジネスマナーは入社後に教育できる要素だからです。

しかし、転職者は入社後に即戦力としての活躍を期待されています。ビジネスマナーや言葉づかいを1から教える時間を省き、すぐに現場へ配属できるのが転職者を採用するメリットだと企業は考えているのです。転職の面接では、新卒のころ以上に細かくビジネスマナーをチェックしてから挑みましょう。

PRポイントは具体的に!エピソードをまじえよう

企業面接では「自己PR」や「長所」を求められがちです。転職面接でも例外ではありません。ただし、性格面をPRするだけでは面接官の心が離れてしまいます。性格の良さは重要ですが、面接官は転職者に「会社で役立つ経験と能力」を求めています。そして、できれば「前の会社での経験を自分の会社でも活かしてほしい」と望んでいます。自己PRの時間は、これまでの社会人経験を踏まえた具体的な内容にするといいでしょう。たとえば、「自分は真面目な性格です」と主張したいとき、前の会社での仕事ぶりを根拠として提示します。

「困難なプロジェクトもリーダーとしてやり遂げた」といったエピソードをまじえ、「真面目な性格」がどのように社会で役立ったのかを話しましょう。成果を数字などのデータで説明できると、なお理想的です。注意したいのは、学生時代やプライベートのエピソードを持ち出さないことです。

新卒ならともかく、転職者であれば「社会人としての実績がないから学生時代の話までさかのぼっている」ように解釈されかねません。自己PRはできるだけ、社会人になった後の経験を根拠にしましょう。

意外に知られていない!面接で気をつけたいマナー集

転職者のビジネスマナーは、社会人としての能力を証明するポイントのひとつです。新卒なら「これから教えればいい」と見逃される失敗も、転職者が犯すと大きな違和感として面接官の印象に残ります。面接の場では転職者の一挙一動が注目されていると考えましょう。よくある間違いが、入室時のノック回数です。ドアを2回ノックするのはトイレなどのマナーです。面接会場では「3回」ノックし、「どうぞ」と言われてから入室しましょう。

入室後、あいさつをしてから「お座りください」と言われて着席するのが一般的です。ただし、「あいさつをしながらお辞儀をする」面接者は少なくありません。ビジネスマナーとしては、「あいさつしてからお辞儀」の順が正解です。あいさつは相手の顔を見てするように意識します。そして、面接が始まったら担当者とコミュニケーションと取るように努力しましょう。用意してきた回答を暗唱するだけでは個性が見えませんし、「他の企業でもあてはまる無難な内容」ばかりになりがちです。

臨機応変に言葉を表現できると、社会人らしい落ち着きもPRできます。

転職面接でよくある質問と回答のコツ

面接対策として、特に大切なのは「よくある質問」を調べておくことです。転職者への面接では「前の会社の退職理由」は確実に聞かれると覚悟しておきましょう。もし、「人間関係のトラブル」などネガティブな理由がある場合は正直に答える必要はありません。

しかし、嘘をつくのも問題なので「会社の変化に共感できずよりモチベーションを保てる場所を求めるようになった」という風に、印象を悪くしない言い回しを考えましょう。「あなたがこの会社に貢献できることは何ですか?」「あなたは前の会社でどんな評価を受けていましたか?」などの質問も想定できます。この質問は、自己PRの時間であるとともに「自己分析がしっかりできているか」もチェックされているので注意が必要です。

事前に自分の性格や適性をじっくり考える時間を設け、自信を持って回答できるように準備しておきましょう。そして、転職面接では給料や役職についての交渉が行われる場合があります。あまり労働条件に固執しすぎると「仕事内容ややりがいではなく、労働条件だけを気にしている」ように思われますが、譲れないポイントを主張する勇気も大切です。

転職面接ではシミュレーションを徹底して本番にのぞめば、新卒にはない「経験」と「落ち着いたマナー」を見せられるでしょう。


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