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転職活動の基本!面接のコツをつかんで内定をゲットしよう

転職活動において面接はヤマ場です。
応募書類にどんなに立派なキャリアが書かれていても、
面接で良い印象を得られなければ企業は採用を見送るでしょう。
特に中途採用の場合は新卒採用と異なり、十分なビジネスマナーが身についていることは前提です。
また、仕事に対する姿勢や考え方について一定レベル以上のものが求められます。
そこで、面接で十分な評価を得るために役立つコツについて紹介していきます。

最低限のマナーと明るい表情は基本中の基本

基本的なマナーを守った行動ができることは、採用面接では当然求められることです。
また、新卒採用では大目に見てもらえるようなマナー違反も、
中途採用の場合には厳しくチェックされます。

既にビジネスの現場で活躍してきた人材であれば、
「最低限のビジネスマナー」を守れないことなどないだろうと考えられているからです。
したがって、受付や面接室に入室する際の挨拶を丁寧に行うことや、
基本的な敬語を使うことなどは必須条件であるといえます。

また、服装や髪型なども軽く考えず、可能な限り良いスーツを着て髪型を整えて臨むことが大事です。
ただ、このような最低限のマナーを守れれば、些細な部分まで完璧である必要はありません。
もっと大切なことは「行動全体から相手に与える印象」です。

挨拶がどんなに丁寧でも明るさや元気さが感じられなければ印象は悪いものになります。
また、質問者の目をしっかりと見て堂々と答えなければ頼りない印象を与えてしまうでしょう。
重要なのは個々の細かいマナーや行動ではなく、立ち居振る舞い全体から相手に自分をどう見せるかなのです。したがって、「相手への敬意」や「その会社で働きたいという熱意」、
「人間としての明るさ」を伝える必要があるのだということを念頭において行動するようにしましょう。

説得力ある志望動機こそが採用担当者を安心させる

志望動機は多くの企業で必ず聞かれる定番の質問です。
そのため、いくつかの企業に転職活動をした経験がある人は、
志望動機を話す場合の「パターン」ができている場合もあるでしょう。
事業内容や商品の特徴、業界におけるシェアや存在感、社風などを挙げながら、
自分が惹きつけられたその企業の魅力を説明するのが定番です。

このような説明はもちろん必要ではありますが、
それだけでは採用担当者の心を動かすことはできません。採用担当者が志望動機を質問するのは、
応募者が「なぜこの会社を選んでいるのか」について納得したいからです。
「他の会社ではなくこの会社だからこそ働きたいのだ」という想いを感じることができれば、
採用担当者は「きっと活躍してくれるだろう」という期待を持ちます。
また「短期間で辞めてしまうことはないだろう」という安心感も得られるのです。

この期待感や安心感を与えるためには、
準備さえすれば誰でも言えるような志望動機を述べるだけでは足りません。
自分にしか言えないこと、つまり具体的な体験に基づいた説明をする必要があるのです。
これまでの職場で体験し感じてきたことと求人企業の特徴を結びつけるなど、
オリジナリティのある説明を心がけましょう。

自分の体験を交えて志望動機を話そうとするときれいにまとまった話にはならないかもしれませんが、
それこそが採用担当者の求めているものだともいえます。
うまくまとまっている抽象的な説明より、
不器用でも具体性があり応募者の想いや人格が伝わる説明の方が説得的です。

転職理由はネガティブとポジティブのバランスが重要

転職理由も面接でよく聞かれる質問のひとつです。
なぜ今の会社を辞めるのか(あるいは辞めたのか)についての説明ですから、
ネガティブな要素が入ることは避けられません。

その会社に満足しているのであれば転職する必要はないはずだからです。
したがって、ある程度率直に退職理由を伝える必要があります。
ただ、「給与が安いから」、「残業が多いから」といった待遇面でのマイナス要素をあげつらうのは避けなければなりません。
いくら志望動機で新しい仕事への意欲を伝えても、
本当は待遇面にばかり関心がある人だと疑われてしまう可能性があるからです。

今の会社では仕事上実現できないことがあるなど、
仕事内容に関する面を説明することが大切になります。
たとえば「自分のやりたい仕事とのずれ」、「事業の方向性に対する疑問」など、
あくまでも仕事内容として自分の感じる限界を伝えるようにしましょう。

そのうえで求人企業であれば「こんな仕事ができる」、
「将来性のある事業に打ち込める」など、自分がやりたいことや期待していることを伝えます。
この部分は志望動機とも関連するので矛盾が生じない説明をするようにしましょう。

面接を乗り切るためには事前の準備が大切

面接で好印象を与える行動を取れるかどうか、
またオリジナリティがあり説得力のある志望動機や転職理由を説明できるかどうかは
事前準備にかかっています。

服装などの身なりの準備や時間の確認などを入念に行っておけば、
面接当日に慌ててしまって落ち着いた行動がとれなくなることはないでしょう。
また、求人企業の企業研究をしっかりとしたうえで
自分自身の具体的経験に照らして志望動機を考えておくことが、
面接本番での説得力ある説明にもつながります。

転職理由もポジティブな姿勢につながる説明を準備しておけば、
現職への単なる不満をあげつらうような答えにならなくて済むでしょう。
ただし、原稿を作って一言一句暗記していくことは不要です。

覚えている原稿をそのまま吐き出そうとすると「面接は会話である」という基本から外れてしまい、
コミュニケーションをうまく取れない人だと思われる危険性もあるからです。
したがって、話すべき内容の骨子を作り、それを頭に入れておくという方法がおすすめです。
このような準備をしっかりとしておけば、面接への緊張も緩和され、
明るく前向きな印象や受け答えの説得力を感じてもらうことができるでしょう。

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